受験に向けて成績アップのために個別指導塾を検討する時に
どのように塾や講師を選定していますか?
実は、失敗したくないと思っていても、知らず知らずのうちに失敗パターンにはまってしまうことがあります。
なぜなら、受験生本人が自分が主役であることを認識してしっかりと考えないと、様々な利害関係から思い通りにいかなくなります。
でも大丈夫です。この記事で紹介する3つの失敗パターンを知り、それを避けることで目的に沿った個別指導塾選びができるはずです。
NG① 言いなりのプランを組んでしまうこと
塾の方針や商売上の理由もあり、また親身になって本人の足りない部分の補足という理由からも、塾としてはたくさんの時間やカリキュラムを組みがちです。
この点は特に受験生の親御さんにも注意していただきたいところです。息子の受験のときも周囲では塾の講座を多くとり過ぎて過去問まで手が回らなくなった子もいます。
受験のプロにお任せというと聞こえは良いですが、塾まかせで不要なものまで取り込んでしまうとゆくゆくは消化するのが目的になって、本来やるべきことが出来なくなります。
個性は一人ひとり違うものですから受験生本人に必要な内容だけを取り入れるべきです。結果的にトータル費用も節約できます。
NG② 塾や先生を信頼・尊敬できない
誰でも尊敬できる人の言うことは納得して聞きますよね。受験勉強という観点では、説明が理解しやすいとか、解き方や考え方がとても参考になるとか、解らないことを親身になって解るまで教えてくれるとか、講師や先生自身の能力に加えて塾の方針や先生の心構えなどトータルで信頼・尊敬できるかが大事です。
受験生の親御さんは、塾の進学実績やネームバリューだけで親が決めることなく、本人の意見をよく聞いて体験授業などを出来るだけ多く受講して決めることをお勧めします。
私の息子は高校受験からの惰性で塾通いをしていましたが、授業に出ても難しいことばかりで全く身に付かず時間のムダといって休みがちになり高校2年生の後半に辞めました。
最初が肝心と思いますので、じっくりと考えて、親御さんはお子さんとじっくりと対話して決めると後悔がなくてよいと思います。
NG③ 授業だけで勉強を習得しようとすること
塾の予習と復習をしっかりとやった上で授業では予め勉強して解らない問題などを解決したり、問題を解くための考え方や頭の使い方を教わったり、問題集の選び方やスケジュールの立て方など、過去に上手くいったやり方や効率的なやり方を教えてもらうというスタンスが大事です。
逆説的ですが、授業で勉強をしようとしてはいけません。本当の知識の習得や定着は本来は自学自習で行なうものと考えるべきです。
このような観点から、授業の内容だけではなく、個別カリキュラムに力を入れていて、受験生ごとにオーダーメイドでサポートしてくれる個別指導塾を選ぶとよいです。
いかがでしたでしょうか。考えてみると当たり前のことでも、実際に判断ができなくなることがあります。予め失敗パターンを知り、意識して避けていただければ大事な選択がうまくいくはずです。
【この記事を書いている私は】
◉学歴は親からの贈り物!が信条
◉息子の受験を二人三脚で併走した受験生の親
◉息子は地元公立高校▷横浜国大▷東工大院
◉受験には親のサポートが必要と考え、忖度ない情報を収集・発信中
学歴は親からの贈り物 が信条!周囲の中学受験を横目に息子は小中高は公立育ちで公立高校からの大学受験に臨むことになり、まずは親が情報を集めていく中で受験の真実を学びました。
難関大学受験の観点で私立や中高一貫ではない公立高校は負け組か?答えはNOです。理由は、大学受験は最終的には独学と自学自習だから。
最後に勝ちたい受験生と、受験生の親御さん注目!
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