独学と自学と自習 明確な違いとは?

受験生の親

独学、自学、自習 言葉の違いを説明できますか?

学校での勉強や大人の学習でこれらの言葉をよく耳にしますが、この意味の違いが分かると自分自身の勉強の進め方がスッキリとわかります。

独学、自学、自習 違いは?

独学 スタート段階から自分で計画して1人で勉強する

自学 やるべき項目を自分で見つけて1人で勉強する

自習 決まった項目を1人で勉強する

1人で勉強する という部分が同じですがそこまでの経緯が違うというのが私の理解です。

ネット上で調べてみると、

ネット上の辞書や記事では同義語・類義語と解釈されている

つまり、同じ意味として使用できるということで、日常生活で使用する分には区別しなくてもよいということですが、

受験勉強をしている小学生、中学生、高校生 や、

資格取得や英語学習など勉強中の大人の方 は、

この独学、自学、自習 の違いを知っておくと良いと思います。

独学、自学、自習 違いは 自分で決める範囲

では、違いをわかりやすく説明しますね。

それぞれの現在の目標を頭に浮かべて、これらの段階をイメージしてください。

独学

目標に向けてスタート段階で、目標に到達するまでの計画・スケジュールと方法から自分で考えること。目的地を決めるのは自分自身ですが、学校やスクールなどでやるべきことや方法、時期を決めてくれる場合は独学ではないですね。目的地に到達するための方法と計画から自分で考えて決めるのが独学です。

自学

上記で決まった目的地に到達するための方法と計画に沿って、いま何を勉強するべきか決めて勉強することが自学です。遅れている科目や項目かもしれませんし、苦手科目や何度やっても覚えられない単語かもしれません。目標にむけて自分自身の足りないところを自分で見つけて自発的に勉強することが自学です。

自習

この段階ではやるべきことは明確になっています。上記で自分で決めたことかもしれませんし、学校やスクールの宿題や課題、予習や復習かもしれません。いま勉強するべきことは決まっていて、あとはやるだけという段階が自習です。

いかがでしたでしょうか。

独学、自学、自習 と普段は何気なく同じように使っている言葉ですが、目標到達までの位置付けと自分自身で考えて決める範囲が違います。これを理解して、時には自学や独学の段階に戻って考えたりすることで自習の意義が変わってきます。

この考え方を常に意識すると勉強の効率アップにつながります。

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