【受験の真実】難関大学受験の観点で中高一貫でない公立高校は負け組か?

受験生の親

難関大学に合格するには中高一貫校に行かないと無理?

中高一貫ではない公立高校は負け組?

答えはNOです。そして、最近躍進する日比谷や翠嵐といった中高一貫以外の3年制高校の中のトップ校でなくとも、適切に勉強すれば十分に戦えると考えています。

言い切れる理由は?

大学受験は最後は独学と自学自習だから

巷では難関大学合格のためには遅くとも中学受験が必要という風潮があり、年々その風潮が高まっている感があります。もちろん中高一貫校や私立のメリットが沢山あります。

この記事では、

それぞれのメリットとデメリットを明確にした上で、中高一貫校ではない地元公立高校から国公立や難関私大に合格する方法を具体的に提案します。

この記事を読めば、大学受験は情報格差や地域格差ではなく受験生本人の努力の結果で左右されるものであることを理解したうえで、適切な対応を実行することができます。

① 中高一貫校のメリット

② 中高一貫校のデメリット

③ 復活の公立3年制トップ校の難点

④ 厳しい世界!中学受験

⑤ 地元公立高校から難関大学への合格方法

【この記事を書いている私は】

◉学歴は親からの贈り物!が信条

◉息子の受験を二人三脚で併走した受験生の親

◉息子は地元公立高校▷横浜国大▷東工大院

◉受験には親のサポートが必要と考え、忖度ない情報を収集・発信中

学歴は親からの贈り物 が信条!周囲の中学受験を横目に息子は小中高は公立育ちで公立高校からの大学受験に臨むことになり、まずは親が情報を集めていく中で受験の真実を学びました。

難関大学受験の観点で私立や中高一貫ではない公立高校は負け組か?答えはNOです。理由は、大学受験は最終的には独学と自学自習だから。

最後に勝ちたい受験生と、受験生の親御さん注目!

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学歴は親からの贈り物 が信条ですが、周囲の中学受験を横目に息子は小中高は公立育ちで公立高校からの大学受験に臨むことになり、まずは親が情報を集めていく中で受験の真実を学びました。

特に受験生を子供に持つ親御さんには知っておいて損はない役立つ情報なので最後までお付き合いください。

① 中高一貫校のメリット

まずは私立、公立を問わず中高一貫校のメリットとは何でしょうか?一般的には次の項目が挙げられます。

❶高校受験が無く集中して何かに没頭できる

❷周囲のレベルが近くよきライバルとなる

❸授業が早く学力レベルが高い授業

❹大学合格実績がある

公立中学からまずは高校受験

一般的な公立中学に進学した場合には当然高校受験がありますので、大学受験勉強の前に高校受験勉強をする必要があります。その結果、高校に無事入学した時点で新しい生活に慣れたり部活を始めたりと、すぐには大学受験の対策をスタートしない生徒が殆どという状況になります。

公立高校のデメリット

また、一般的な公立高校の難点として、授業の進みが遅く科目によっては学校のペースでは入試対策に間に合わないケースがあることは事実です。息子の場合、理系の例だと数Ⅲと物理が遅く、別途自分で終わらせておく必要があります。

大学合格実績から範囲を制限してしまう?

見逃せないのが大学合格実績や進学実績です。冒頭に記載しましたとおり、大学受験は最後は独学で自分との勝負なのですが、自分が通っている高校の進学実績から可能性を絞り込んでしまう傾向があるので注意が必要です。

地元の公立中学が荒れている?

大学受験の観点ではありませんが、地元の公立中学が荒れていると噂が立ったりすることがあります。また親御さんが中高一貫校や私立中高卒業だったりすると、公立は環境が悪いというイメージがあるようです。

我が家の場合も小学校でそのような噂が立ちましたが、実際は全く問題なく部活も盛んでした。私の場合はむしろ社会経験として多様な個性の子供たちがいる環境が貴重と考えていましたが、学力的にも東京一工など難関大学に進学した生徒もいますので。強いて言えば校舎が古いことぐらいでしようか。

② 中高一貫校のデメリット

では私立、公立を問わず中高一貫校のデメリットはあるのでしょうか。我が家では中高一貫校に通っていないので体験談ではありませんが、収集した情報から解釈すると次の項目が挙げられます。

❶学力差と落ちこぼれの発生

❷私立は学費が高い

❸一般的に通学に時間がかかる

❹馴染めないと長い

授業のレベルとスピード

中高一貫校のメリットの裏返しですが、難関大学の大学受験のために学力レベルが高くスピードも速いため、一度脱落すると挽回が大変です。部活など何かに熱中することができる反面で、学校の授業に遅れないようについていく必要があります。

私立は学費が高い?

一般に私立高校はと思われがちで学費自体が高いことは事実ですが、子供を私立高校に通わせる親の方の話を聞くと、学校の授業をしっかりとやれば塾は不要で難関大学合格を目指せるので逆にリーズナブルだという説明を受けるそうです。

通学時間を節約するという考え方

一般的に公立高校は学区や地域毎に上から下まで難易度ランクが揃っています。高校入試の時期に塾では少し離れた旧隣の学区の偏差値が高い高校を薦めたりしますが、通学時間を短くするというメリットも見逃せません。節約した時間を全て勉強に使うことは無いにしても、部活や行事に忙しい高校生には大事な時間になります。

③ 復活の公立3年制トップ校の難点

ここ数年の公立高校飛躍は目覚ましいものがありますね。首都圏だと日比谷(東京都)や横浜翠嵐(神奈川) 北野(大阪)を代表として、東京一工や早慶をはじめとした難関大学への圧倒的な合格実績が復活して定着しつつあります。

中学入試や中高一貫校から外れても、優秀な生徒はどこからでも頑張れることが証明されました。とても励まされます。とはいえ、実はこれらの公立3年制トップ高校にも難点があります。

入学難易度がどんどん高まること

難点は、入学がどんどん難しくなることでしょう。私の感覚としてボーダーラインだと運ゲー要素があります。神奈川県の例だと、学区が廃止されて久しくどこでも選べるので私が住む横浜周辺では横浜翠嵐がダントツの人気があります。

内申が満点近くても狭き門

進学実績は素晴らしいですし、帰国生も多くインターナショナルな感覚も魅力的。しかしながら、我が家の息子の高校受験体験から入試が難しすぎる感があります。各中学で内申が満点に近い生徒が多くいる中で差をつけるのが難しく、統一の入試問題だけでは差がつかない(出来て当たり前)状況となり学校独自の特色テストが実施されています。

内申よりも試験一発勝負

それでも倍率がダントツに高くレベルが高い中で狭き門になっている。いわばすでに選抜されている生徒たちといえる状況です。結果的に不合格となった優秀な生徒が私立高校に流れるという構図です。塾では翠嵐受験も薦められますが、当日の試験と学校独自の特色検査の一発勝負で決まる翠嵐は見送りました。

滑り止めをケチらない

それでも、横浜翠嵐のように倍率が高く試験が難しい公立トップ校を受験する場合には、しっかりとした滑り止めを押さえておくことが大事です。滑り止めを選ぶ際に、入学金(手付金)無料の高校を選びがちですが、これはお勧めをしません。

実績を伸ばすために国公立コースや特進コースでトップ校落ちを優遇する私立高校がありますが、現時点で実績が芳しくなければ見送るのが賢明と思います。トップ校落ちで実績ある滑り止めで私立高校(手付金あり)に進学して東京一工現役合格した息子の同級生もいました。また、手付金不要の学校自体は進学校ではない高校の特進に進学して大学はイマイチというケースもありました。

どちらの選択が良いか悪いかではなく、手付金がないという理由で安易に滑り止めを決めずに、考えて決めることが大事ということです。トップ公立校は倍率が高いので実力があっても一定数の受験生が不合格になるという現実がありますので。

④ 厳しい世界!中学受験

四谷大塚の全国テストで玉砕

我が家では周囲の中学受験を横目に地元公立中学に進むことにしました。実は小学4年生のときに四谷大塚の全国テストを受けました。テレビでCMを大々的に流しているのでご存知の方も多いと思います。

結果は、箸にも棒にも掛からず断念しました。やはり試験を受けたらゲームを買ってあげると言って物で釣ってもダメでした。中高一貫校でも3年制でも中学受験を目指すには、それなりの学力と努力が必要と実感しました。

中学御三家合格には覚悟が必要

私の住む横浜市では中学受験から横浜市と神奈川県内、東京都まで選択肢がたくさんあり周囲でも中学受験を目指す子は多いですね。特に横浜市はサラリーマン世帯が多く、子供に高学歴を付けさせたいという傾向は強いようです。

周囲でも、慶応、浅野クラスは受験した子もいたようですが生半可では難しいですね。神奈川御三家の栄光学園などに合格した子は、親が5分単位でスケジュールを立てそれに沿って強制的に勉強していました。勉強の合間に15分空き時間が出来たと言って息子が遊びに行っていたことがあり驚きましたが、そこまでやらないと合格しない厳しい世界だなと実感しました。

頑張れば結果がついてくるのが受験

その後、引っ越して繋がりがなくなりましたが、風のうわさで現役で国公立医学部に合格したそうです。小学生の当時は東大に行って弁護士になると言っていましたが。

⑤ 地元公立高校から難関大学への合格方法

ここまで、中高一貫校のメリットやデメリットと、御三家と言われるような難関中学受験の厳しさと、公立高校でも日比谷や翠嵐などトップ校が狭き門であることがご理解頂けましたでしょうか?

そこで改めて、中高一貫ではない公立高校は難関大学合格という観点で負け組でしょうか?

答えはNOです。

大学受験は最後は独学と自学自習だから、適切に勉強すれば十分に戦えると考えています

大学受験は情報格差や地域格差ではなく受験生本人の努力の結果で左右されるものであることを理解したうえで、適切な対応を実行することができます。

最初に最も大事なことをお伝えします。

自分が主人公になってゴール到達までの行動を決めること

これを言い換えると、

誰かに決めてもらってそれに従って勉強をすることから卒業すること

になります。

では合格へのステップを実践しましょう。

ステップ❶ 大事なマインドセット

ステップ❷ 独学、自学、自習の違いを知る

ステップ❸ 合格までのスケジュール作成

ステップ❹ 最後までやり切る実行管理

ステップ❺ 直前期は自主休校

ステップ❶ 大事なマインドセット

まずは地元公立高校から難関大学を目指すための大事な心構え・マインドセットを理解しておく必要です。それは次の3項目です。

マインドセット① 高校の進学実績で志望大学を決めない

マインドセット② 自分だけの勉強カリキュラムを作る

マインドセット③ なるべく早く受験勉強をスタートする

簡単に説明しますね。

マインドセット① 高校の進学実績で志望大学を決めない

各高校では最近の進学実績が公表されていますので自分の進路の参考にすることができます。ここで大事なのが、高校の進学実績だけで志望大学を決めないことです。どういうことかというと、過去数年で東大の合格者がないからと言って選択肢から外す必要はありません。少なくとも最初は、なるべく高い目標を掲げてスタートすることが大事です。

合格実績は進学実績ではない

逆に、公立高校の進学校では進学実績を見ると首都圏であればMARCHなどの合格者数が多いと思いますが、真ん中あたりにいればマーチは楽勝などと思ってはいけません。合格者数は実際に入学した人数ではありません。つまり、国公立や早慶の併願で複数合格しているため、実際の進学者は2〜3割と考えて自分の位置を考えることです。

これを心得て早めに準備を始めないと、入学時点で楽勝と思っていた大学が志望大学となって四苦八苦することになります。実際に多くのケースを見てきました。

マインドセット② 自分だけの勉強カリキュラムを作る

公立高校から難関大学合格のためには、志望大学に向けた自分だけのカリキュラムで自学自習を基本として進めることが大事です。

ライバルとして中高一貫校を意識する

なぜかというと、中高一貫校では大学受験を見据えてすでに授業を終えて入試対策に入っています。中高一貫校のライバルと同じ土俵で戦うためには、早めに自分でカリキュラムを作ることが大事です。

高校入試で通った塾を惰性で続けない

我が家もそうでしたが、地元公立高校に通う生徒は高校入試で通っていた塾にそのまま通うことが多いようです。とりあえず行かないよりはマシと思いがちですが、自分の進み具合と合わないと時間の無駄になります。ただでさえ部活や行事に忙しい高校生ですから取捨選択が必要です。

我が家の場合は、高校入試で通っていた塾では息子の進捗に対して難しすぎて全くついていけず時間の無駄と判断して、スタサプに切り替えました。その時の自分に必要な科目や課題をピンポイントで勉強できるオンラインアプリはおすすめです。

マインドセット③ なるべく早く受験勉強をスタートする

公立高校と中高一貫校との差がつくのが、高校入試を終えてひと段落してしまうことです。公立高校の多くは周囲の雰囲気として受験モードに入るのが遅くて、高校2年の終わり頃からという印象でしたが、難関大学を目指すには遅すぎると感じています。

部活と勉強の両立を習慣化したい

もちろん部活や行事は高校時代の大切な思い出になりますので本気で取り組むべきですが、勉強も早めに始めたもん勝ちですので1年生のうちから習慣化することが大事です。浪人してもオッケーだった私と同世代の親御さんも意識を変える必要があります。

特に英語は早めにスタート

文系・理系を問わず、入試で差がつくのは英語だと思っていますし、成績を上げるのに時間がかかる科目ですので、英語は早めにスタートしておくことをお勧めします。

地元公立高校から難関大学を目指すには、常に中高一貫校のライバルを意識して、高校内の雰囲気に惑わされることなく、自分のカリキュラムに沿って1年生から勉強をスタートすることが大事です。

ステップ❷ 独学、自学、自習の違いを知る

地元公立高校から難関大学に合格できる理由として、大学受験は最後は独学と自学自習という理由を挙げましたが、独学と自学と自習の違いがわかりますか?

高校生や大学受験生のみなさんが、独学、自学、自習の意味の違いを理解すると、迷いなく目の前の勉強にスッキリと取り組めるようになり、結果として勉強の効率アップにつながります。

ポイントは主体的に自分で決めるステップの位置の違いです

具体的には、

独学、自学、自習 違いは?

独学 スタート段階から自分で計画して1人で勉強する

自学 やるべき項目を自分で見つけて1人で勉強する

自習 決まった項目を1人で勉強する

1人で勉強する という部分が同じですがそこまでの経緯が違うというのが私の理解です。独学の部分は学校や予備校が決めてくれると思いがちですが、大事な部分は自分が決めていることに気づく必要があります。

独学、自学、自習 をネット上で調べてみると、

ネット上の辞書や記事では同義語・類義語と解釈されている

つまり、同じ意味として使用できるということで、日常生活で使用する分には区別しなくてもよいということですが、大学受験生や高校生の皆さんは、この独学、自学、自習 の違いを知っておくと良いと思います。

独学、自学、自習 違いは 自分で決める範囲

では、違いをわかりやすく説明しますね。

独学

目標に向けてスタート段階で、目標に到達するまでの計画・スケジュールと方法から自分で考えること。目的地を決めるのは自分自身ですが、学校や予備校などでやるべきことや方法、時期を決めてくれる場合は独学ではないですね。でも、選んで決めるのは自分自身なので位置づけは同じです。

自学

上記で決まった目的地に到達するための方法と計画に沿って、いまやるべきことを決めて勉強することが自学です。遅れている科目や項目かもしれませんし、苦手科目や何度やっても覚えられない単語かもしれません。目標にむけて自分自身の足りないところを自分で見つけて自発的に勉強することが自学です。やらされる勉強の反対に位置します。

自習

この段階ではやるべきことは明確になっています。上記で自分で決めたことかもしれませんし、学校や予備校の宿題や課題、予習や復習かもしれません。いま勉強するべきことは決まっていて、あとはやるだけという段階が自習です。少なくとも、なんとなく勉強することから脱出できます。

いかがでしたでしょうか。

独学、自学、自習 と普段は何気なく同じように使っている言葉ですが、目標到達までの位置付けと自分自身で考えて決める範囲が違います。これを理解して、時には自学や独学の段階に戻って考えたりすることで自習の意義が変わってきます。

自分で決めたことを実行するというステップを認識することで、目の前の勉強にモチベーションを持ってスッキリと取り組むことができるはずです。

独学、自学、自学の違いを知ると

①決めた目標への現在地がわかる

②決めた計画を再認識する

③いまやるべき理由がわかる

ステップ❸ 合格までのスケジュール作成

続いては合格までのスケジュール作成です。いちばん大事なことは同じです。

自分が主人公になって考えて自分だけのスケジュールをつくること

これにより、

①なんとなくやる、やらされている、から脱却できる、

②いまやっている勉強は目標に向けたどの位置かわかる

③終わったら次にやる勉強が明確になっている

結果として、

目の前の勉強に、迷いなくすっきりとした心境で取り組むことができる

スケジュール作成で大事なことが、バックキャスティングの考え方です。

バックキャスティングとは?

日本語で言うと未来起点、バックキャスト思考ともいいます。

今やっている勉強を続けて本当に狙っている資格に合格できる?

このように迷うことがありませんか?これは現在起点でものごとを考えているからでバックキャスト思考とは逆の考え方です。

言葉から推測できると思いますが、今の状況や今ある課題から未来を考えるのではなく、「こうありたい、こうあるべき」からさかのぼって現在を考える思考法のことです。不確実な未来の実現のための具体的にやるべきことを考える手法として注目されています。資格の勉強も同じですね。

そして一番大きな効果は、

目標を達成するために、“今やるべきこと”がはっきりとして迷いなく集中して取り組むことができるからです。

5つの効果

①目標に対する方向と距離がわかる

②途中にある障害物(制約)が見える

③乗り越える方法をよく考えて決められる

④方向がブレたり迷走しなくなる

⑤複数の選択肢が考えられる

バックキャスティングが大学受験にこんなにメリットがあるということが理解いただけましたら、早速バックキャスティングを使ってスケジュールを作ってみましょう。

バックキャスト思考の進め方4つのステップ

①未来を起点に目標とする姿を設定する

②目標を達成するための課題を抜き出す

③必要なアクションを出し切る

④スケジュールに配置する

それぞれのステップを簡単に説明しますね。

①未来を起点に目標とする姿を設定する

最も大事なのがここです。現在はどうか、これまでどうだったかは考えずに、いつ、どうなるか、を決めます。志望大学と学部が決まっていれば簡単ですね。

②目標を達成するための課題を抜き出す

志望大学に合格するための障害となる、障害となるかもしれない、項目を挙げていきます。科目や単元などなるべく具体的に出していきます。情報や時間など障害になるものはすべて出します。

③必要なやるべきことを出し切る

障害となる課題を克服するためにやるべきことを書き出します。制約を気にしないで、出来ないとか考えずに、ムリ目のこともやったほうがいいと思うことは全て書き出していきましょう。

④スケジュールに配置する

書き出したやるべきことを実行する順番に受験までの時間軸に並べていきます。並べてみることで足りないものが見えた場合は追加しましょう。

独学/自学自習にこそバックキャスティングが効果的です

独学や自学自習ではとくに、自分で決めた目標の姿と現時点との間にギャップがあります。今いる場所をまずは知って、このギャップを明確に知ったうえで、目標に向けてどの道をどのぐらい進めば自分で決めた目標にたどり着けるのかをはっきりするということです。

ステップ❹ 最後までやり切る実行管理

スケジュール表が完成しましたね。自分でつくったスケジュールです。これだけやれば必ず志望校に合格できるはずですから、迷わずに目の前のやるべきことに集中できるはずです。ひとつ進むごとに自分の位置を確認して、スケジュールに修正が必要であれば変更していきましょう。

この実行管理という部分に重点を置いた塾やオンラインスクールがあります。塾やスクールは勉強を教えてもらうところと考えていると?となるかも知れません。勉強そのものは自学自習を基本として、スケジュール管理と軌道修正を専門家に委ねるのは合理的と考えます。

ステップ❺ 直前期は自主休校

我が家の例ですが、息子の場合で理系の例だと数Ⅲと物理が遅く、自分でスタサプなど使って終わらせておくとか、過去問など学校別対策や苦手科目など個別科目の勉強が必要になります。その結果、必然的に学校を休んで自分の勉強をしないと間に合わない状況になります。

自学自習のために自主休校

息子の場合も夏休み以降とくに年末に近づくに従って学校は自主休校していました。親として子供が高校を休みがちになることは良い気はしませんでしたが、自分で作った入試までのスケジュールを進めたいというので仕方ないかなと感じました。

周囲の雰囲気との隔離も

加えて、秋以降は指定校推薦で決まった生徒たちは既に受験モードではなくなっていて教室でワイワイやっていて集中できないというのも納得します。

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難関大学に合格するには中高一貫校に行かないと無理?

中高一貫ではない公立高校は負け組?

という質問にお答えして、

この記事では、

それぞれのメリットとデメリットを明確にした上で、中高一貫校ではない地元公立高校から国公立や難関私大に充分に合格できる方法を具体的に提案しました。

この方法に沿って、自分が主人公となって自分だけのスケジュールを構築して、最後までやり切る自己管理により難関大学合格を勝ち取ってください。

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【この記事を書いている私は】

◉学歴は親からの贈り物!が信条

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